ブログやメルマガも見た目が9割

突然ですが、「人は見た目が9割」という言葉を聞いたこと、ありませんか?

人は第一印象でその人への感情が決まってしまうといいます。

「なんとなく苦手だなぁ」とか、「あ、この人話しやすそう!」とか。

今回は、文章も意外と見た目が大事だというお話です。

人は見た目が9割

人は見た目が9割の「見た目」の中には、顔の表情や洋服のセンスなどが含まれます。

たとえば眉間が開いていて、笑った顔を容易に想像できる人や、目がキラキラしていて好奇心旺盛そうな人は「とっつきやすそう」「楽しそうな人だな」と思いますよね。

反対に、しかめっ面をしていたり、うつむき加減の人は「なんだか話しにくそうだな」と感じます。

 

また、ビシっとスーツを決めている人は真面目そう、誠実そうと思うし、ヨレヨレのTシャツにジーンズを腰穿きしている人はだらしなさそう、いい加減そうと思います(私見です)。

明るい色の服装をしていると安心感がありますが、全身真っ黒だとちょっと怖い感じがします。

 

制服詐欺なんてのもありますね。警察官の格好をしていたから、暗証番号を教えてしまったというニュースや、白衣を着ているので安心していたら医師ではなかったなど、よく聞きます。

 

人って意外と「パッケージ」に引きずられてしまうんですよね。

そして、それはほぼ全てに言えることだと思っています。

もちろん、文章も同じです。

 

文章も実は見た目が9割

世の中に出回っている色々なサイトを見ると、個人のブログなど以外の作り込まれているサイトのほとんどが、タイトルの直下に画像があります。

「え、意識してなかった」という人は、なにか検索してみてください。

表示されたサイトがアメブロなどの個人のブログ記事などでなければ、おそらくタイトルのすぐ下に画像があると思います。

この画像を「アイキャッチ画像」といいます。和製英語です。

ちなみにこのサイトにも、小さめですがアイキャッチ画像があります。

 

アイキャッチは言葉の通り、アイ=目をキャッチ=つかむ、つまり画像によって第一印象をつかむわけですね。

アイキャッチ画像には、イメージで訴える強力なインパクトがあります。

タイトルだけだとピンとこない人も、画像を見ることによってイメージが奮起されて「自分に必要なことが書いてあるかも」と思うんです。

だから、みんなこぞってアイキャッチ画像をいれるんですね。

あなたのブログやサイトには、アイキャッチ画像が入っていますか?

もしまだなら、ぜひ設置してみてください。

 

通気性がいいのは文章も同じ

着心地のいい服や居心地のいい場所は、通気性がよく、いつも新鮮な空気が出入りしていることですよね。

通気性がよくないと、蒸れたり空気が淀んだりしてなんとなくストレスを感じます。

実は、文章にも同じことが言えます。

「通気性の良い文章」ってなに? って感じですが、生地に例えれば目がギュッと詰まっているものより、すこし遊びのある織り方をしてある生地とでも言いましょうか。

コンクリートの壁は、堅牢で頑丈で、陽の光も通さずスキがないようなイメージです。

それに対して南国のヤシの葉かなんかで編まれた壁は、ほどよい木陰は作っても風は通すので、まるで呼吸しているようなイメージです。

 

文章も、改行もなくぎっしりと隙間なく書き連ねてあれば、パッと見で圧迫感を覚え、読まなければならないときは覚悟を決めると思います。

反対に、2、3行ごとに改行して白い空白部分がたくさんあり、文章自体も短ければ「読みやすそう」と気が楽になると思いませんか?

企業などのサイトやブログ記事などのページに行くと、ほぼすべてが2、3行ごとに改行して白い空白部分と文字の部分が同じ割合を占めています。

これは、意図してそうしているからです。

専門的な分野のスペシャリストがご自分で書いた内容の濃い記事などは、得てして文章のプロではないのでぎっしりとした詰め込み型の記事です。

内容は素晴らしいのに、これでは離脱率も高いだろうなぁととても残念に思います。

 

とっつきやすい表現などを考える前に、まずは空白部分と文字部分の比率が同じくらいになるように、レイアウトを考えてみてください。

それだけで、読みやすそうなページへと変わります。

改行する際は、意味ごとで改行することを忘れずに。

あまりにも2、3行にこだわりすぎると、変なところで改行になってしまい、文章全体の流れを切ってしまうことになります。

 

まとめ

あなたのサイトやページの離脱率を下げるには、まず文章の「見た目」に気をつけましょう。

具体的には

  • アイキャッチ画像を入れる
  • 改行を上手に利用する

の2つです。

たったこれだけで見栄えがよくなり、離脱率も低くできますよ。

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