文章をキーボードで打っていて、変換すると自動的に変換されますよね。
しかし、そのままにしておかず、意識した方がいい単語や言い回しがあります。
タイトルにもある「なかなか(中々)」や「たびたび(度々)」など、繰り返しの言い回しがそれにあたります。
ほかにも、「ますます(益々)」「うすうす(薄々)」「おいおい(追々)」「ぬけぬけと(抜け抜けと)」など。
繰り返しの表現の場合、漢字ではなくひらがな表記にするのが一般的とされているのです。
なぜかというと、読みやすい文章は漢字が多い文章を避けて、ひらがな表記にするというルールがあるからです。
これは、出版や新聞などで指標とされている「日本語の正しい表記と用語の辞典(講談社)」や「記者ハンドブック(共同通信社)」に記載されているもので、webでもそれが採用されています。
そのほか、疑問符(?)や感嘆符(!)などを大文字にし、直後にスペースを空けるなどもここから来ています。
私はこれまで数社のコンテンツ記事を担当させていただきましたが、いずれもその社によって記事を書く際のルールがあり、微細な違いはあれど、そのほとんどが上記の辞典やハンドブックに則っていました。
ですから、もしビジネスブログを書くなら、こういったルールを知っておくと私的な個人ブログとの差別化が図れます。
素人の文章ではない、しっかりとした文章という印象になるのです。
ちょっとした言い回しや記号の使い方の違いですが、ブランディングにも役立ちますよね。
ビジネスに役立つ文章の書き方をもっと知りたい! という人が結構いらっしゃいますので、こういったビジネス用の文章の基礎やコツを、講座でお教えしています。
詳しくはお気軽にお問い合わせくださいね。