編集者のチカラのすごさ

webライティングと並行して、昨年から電子書籍専門の出版社さんでブックライティングをしています。

ブックライティングとは、昔でいうゴーストラータ―のようなもの。

忙しくて自分で書く時間がないという著者に代わって、インタビューした音源を元に執筆するというお仕事です。

昨日、その出版社の編集者さんと電話でお話した際、私が最初に携わった本が急上昇してるんですよ、という嬉しいニュースをいただきました。

出版したのは12月。なのになぜ、今になって急上昇しているのかと思ったら、日経オンラインに取り上げていただいたからとのこと。

そして、日経に取り上げられたことでヤフーニュースにも取り上げられ、あっというまにランキング上位に仲間入りしたのだそうです。

 

発売してから半年後にブレイクする。こんなこともあるんですね。

はじめて、ブックライティングの楽しさをちょっと知った気がします。

webライティングはクライアントさんに納品すれば、基本的には手離れしてしまいます。

毎日たくさんの記事を書くため、納品した多くの記事は頭の片隅に追いやられてしまうのが通常です。

(もちろん、時々はチェックして閲覧数を確認したりします)

でも、ブックライティングは書いた後もダウンロード数の伸びが気になって、ずっと見守っている事に気が付きました。

やはり、本というひとつの形になるので、完成するまでにはエネルギーも数週間、数ヶ月に及ぶので、大げさかもしれませんが子どもを育てるような感覚になるのだと思います。

それだから、子どもが巣立っていくように、多くの人の手に届いたことを確認してはじめて仕事を完遂した気持ちになるのでしょうね。

webライティングも基本的には同じなのだと思いますが、より顕著になるのはブックライティングだと思いました。

今回のように、編集者さんからその後の動向について教えていただけることもあります。

それにしても、今回は本当に嬉しかったです。

本が売れるかどうかは、まったくもって編集者さんの力なのだなあと実感しました。

もちろん、著者さんのコンテンツの素晴らしさもあります。短い本ですが、すぐに実践できる内容がギュッと詰まっていて、本当にためになる本に仕上がっています。

そんな素敵な本づくりに関わらせていただいたことや、貢献できたことが素直にとても嬉しかったニュースでした。

その本は、こちらです。

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