中学校で不登校だった人が高校デビューするとき

中学校で不登校だった人が、誰も自分を知らない高校で心機一転頑張りたい! と思うケースはたくさんあります。うちの子もそうでした。

息子は将来なにかやりたいときのために、勉強はしておきたい。独学は大変そうだから高校へ行くと決断しました。でも、「だけど、気力だけで普通高校に毎日通えるかどうか正直不安…」とも言っていました。5年間もずっと家にいる生活だったので、そんな不安を抱えるのは当然です。

そこで、普通高校以外の色々な形態の高校を調べました。実際、今はN学の登校コースに通っています。N学は通信高校ですが、3つのコースがあります。ベーシックコース、ネット学習コース、投稿コースです。

  • ベーシックコース:月1〜2回のスクーリング+レポート郵送学習
  • ネット学習コース:さらに4つのコースに分かれる。月1〜2回から年4回のスクーリングまで+レポート郵送学習
  • 登校コース:週3日の登校+レポート郵送学習

どのコースも基本的に学習はレポート郵送で行いますが、それぞれのコースによってスクーリング(登校日)が異なり、その内容もコースに合わせた濃さになっています。

 

N学に決めるまでにも、何校か実際に足を運んで見学しました。最初は合同説明会に行ってどんな学校があるのかを知り、その中で何校か選んだのです。でも、実際に行ってみると説明会の時に受けた印象とけっこう違っていたりして、候補から外した高校もありました。

もっと前には通信高校だけではなく、定時制高校やオンライン高校なども調べました。色々な形態の高校があることが分かって、その中で自分が体験してみたい学び方を選んだようです。

こんなふうに、高校は色々な形態があって色々な特色があって、無理なく勉強することができます。高校は行きたくないけど大学で勉強したいことがあるというのなら、高校に入学しなくても高卒認定を受ければよいのです。調べてみると、通信制高校から普通に大学へ進学率している人も多いので、学習面に関しては自分の努力次第でなんとでもなることも分かりました。

今朝、また不登校で悩んでいる親御さんの記事をSNSで目にしたのでこんな記事を書きました。地域差や学校の方針、担任教員の考え方なども違うので、つらい思いをされている人も多いと思います。でも、学校に通うことだけが善ですべてではありません。学校に通わないのが間違っているという考え方は、今の時代ナンセンスです。学校に通うことだけが選択肢ではないと思います。自分の気持が動いた時に、無理なく将来を決めるのがいいと思います。これは学校の先生にもぜひ知ってほしいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です