最終日の朝、電車を待つ間に、駅からすぐのところにある銭洗い弁天を訪れました。
弁天像に温泉をかけて願うと願いが叶い、宝池でお金を洗うと金運が上がるという、ご利益満載の銭洗い弁天です。
伊豆熱川は、駅を降りるとそこかしこに温泉の源泉が湧き出ているやぐらがあります。銭洗い弁天も、この源泉を利用したちょっと珍しい神様です。
「温泉街に来た〜」って感じですが、駅から海に向かって歩いて2分坂を少し下ったところにお湯かけ銭洗い弁天が祀ってあります。
意外にこじんまりとしています。
伊豆熱川駅では新鮮な卵を購入することができ、そこで買った卵をここの宝池で温泉卵にすることができます。
到着すると、目の前には宝池があります。
「銭洗いの池」という碑もありました。通貨はふつう、流通によって何倍も増える性格をもっていますが、穢れた人が触れるとその本質が失われてしまうそうです。急いで私利私欲を捨て、経済が回るようにと願いつつ、かけてあったザルに小銭を入れて洗いました。
源泉で洗うので、くれぐれもやけどに注意しましょう(洗った後のお金もアッツアツなので、直後は素手で触らないようご注意を!)。
奥には立派な弁天様の像がありましたが、お湯をかけてお願いするのを忘れました。
でも、穏やかなお顔を拝見できただけで、なんだかご利益がありそうです。
小さな敷地内には、縁結びの木もあります(梛の木)。
梛(なぎ)の木は常緑樹なので冬でも青々としていて、しかもその葉は引っ張ってもなかなかちぎれないことから、強いご縁を結ぶと信じられているそうです。
想い人の名前を書いて吊るすと、願いが叶うそうですよ。
素敵なご縁を願うかわいい絵馬がたくさんかけられていました。
出会いやパートナーを探している人は、熱川に行ったらぜひとも寄ってみてくださいね。