ライターはとても地味な仕事です。
そしてライターは、とても孤独な仕事です。
ときどきは打ち合わせなどで外に出ることもありますが、ほとんどは自室の机の前に座り無言でパソコンを打っているといつの間にか時間が過ぎていた…そんな日常ではないでしょうか。
1年ぶりくらいに私、スランプに陥っております。
気分ダダ落ちです。
しかし、スランプだからしばらく休みますとは言えないのがフリーランスの辛いところ。
そこで、この状況から一刻も早く立ち直るべく、スランプになった原因とその対策を考えてみました。
1.アウトプットばかりならインプットもしよう
最近ひたすら書くことばかりで、本を読んでいないことに気づきました。
昔はもうちょっと読書をしてたのになあ。最近では楽しむ読書から遠のき、必要資料を最低限読むのみ。
アウトプットばかりしてインプットしていないんです。これでは枯渇しますね。
それから、今年になってちょっと人から刺激を受けたりしてFacebookで毎日発信していましたが、それも疲れた。
なぜならアウトプットばかりだから!
ライターはアウトプットだけでもインプットだけでも良くないって言いますよね。
自分を楽しませる読書をしよう! 世界を広げよう! 情報収集ばかりでなく脳を刺激しよう!
そう思います。
とりあえず、読みたい小説を探してダウンロードしよう。
2.楽しいことが続いたあとは2択
暮れ正月となんやかんや忙しいさなかにも楽しいことがたくさんあり、今は祭りの後の静けさ状態です。
楽しいことが続くと、そのあと呆けてしまいますね…。
ちょっと遅めの正月ボケ、早めの5月病。いや、いくらなんでもそれは早すぎるでしょ。
これについての対策は2つ。日常の地味さに早く馴染むか、もしくは楽しいことを探す。
楽しいことを探したほうが脳には刺激になるので、私は楽しいことを探すことにします。
でも、楽しいとまた後の祭りが怖いという人は、静かな日常に自分が馴染むのを待つのもいいと思います。
3.もしかして驕りが出ている?初心に戻ろう
自分は打たれ強いと思ってた。しかし、あまりにも修正依頼が続いて新しい仕事も重なって、嬉しいはずなのにちょっと凹み気味です。
なに自分の思い通りに回そうとしとるんじゃ。世の中自分の思い通りには進まない。分かってはいますが。
ここで初心に戻り、最近ちょっと調子に乗っちゃってるんじゃない? と自分を戒めよう。
できていることとできないことを書き出そう。
丁寧に見てくださって、修正依頼をしてもらえるのはとても有り難いことです。いや、本当は修正は少ないほうが仕事としてはいいんだけど。
自分本位で考えると修正は自分がスキルアップできるチャンスですよね。すみません。
4.しばらく人と接していないなら人と接しよう
いくら人と接するのが苦手といっても、人と接しすぎないのはどうでしょう。と思う今日このごろ。
約1ヶ月、家族以外と接していません。一人暮らしのライターさんは、もしかしたらもっと人と接していないかもしれないですよね。
私もはじめは1人で気楽〜と思っていましたが、最近ではチームに入ったり仲間がほしいなと思うようになりました。
かといって、誰彼構わず募ったりどこかに加入したりするのはちょっと怖い奥手な私。
というわけで、遊びレベルで人と知り合いになれるサークル的なフリーランスの集まりがあったので、まずはそれに行ってきてみようと思います。
フリーランスの遊び場は、探せばけっこうありますよ。
スランプはステップアップの前兆です
なんにしろ、私がいつも思うのは、スランプは何某かのステップアップの前触れってこと。
半分自分を慰めたり奮い立たせる要素もあってそんなことを思ってみたりもするんですが、実はこう思うことでこれまで結構救われてきました。
落ち込んだあとは本当に、お声をかけてもらったり良い仕事に巡り会えたりするからです。スランプで落ち込んだときは、ちゃんと自分を振り返って充電したり丁寧に仕事をしたりしておくと、それが次のステップアップの準備になっているというわけです。
楽観的かもしれないけど、落ち込みつつコツコツと準備をしておくと引き上げてもらえるもんです。頑張りましょう!