「無理に学校に行かせなくていい」レビューありがとうございます

息子の不登校の体験談を書いた拙書「無理に学校に行かせなくていい」の、Amazonレビューを久しぶりに覗いてみました。

すると、新しいこんな投稿が。

この本がお勧めに表示され、今までに読んできた不登校についての本と似たような内容かな…
とあまり期待せずに読み始めました。
読み進めるうちに、年齢が違いますが、現在小3の息子と重なるような事が書かれていました。
行き渋り段階の学校の対応もとても似ていました。
筆者様が、学校へ行かなくてもいい!とにかく息子を守ろうと思ったというところで、我が息子が小2という幼さで、この世から消えてしまいたいと言い、それを聞いて学校へ行かなくてもいい!と言った私と重なりました。
学校は行くものという考えで育ってきた私と主人にとって、学校へ行かなくてもいいという言葉はなかなか選択できずにいました。
適応教室で少しお世話になったり、母子登校をしたりもしてきましたが、現在の担任は、学校は絶対に通うべきとは思っていません。と言ってくださり、私の自分の考え方が間違っているのかという葛藤が少しおさまりました。
ゲームばかりの日々もありますが、学校では経験できない鶏の孵化、飼育などをしながら過ごしてきました。
この本を読み進めるうちに、自分の考え方が間違っている訳でもなく、一つの考え方として正しいと自信が持てました。
将来の事を考えてばかりでなく、本人を信じていれば何とかなるとも思えました。
先々を考え、無駄に不安要素を創り出さないように付き合っていこうと思います。
コレをこうしましょう!
といった押し付けの改善策の様な事は書いてありません。
体験談だけ…と思われる方も居るかもしれませんが、子どもにより不登校の理由もパターンも様々な中、自分の状況に似ている体験談を知ることで、安心感が得られました。
我が子もいつかは…
といった気持ちを持て、ゆったりと構えておこうと思えました。
学校へは行くもの
不登校はよくない
といった考えを植え付ける様な教育は早く無くなって欲しいです。
ありがとうございました。

やはり、同じような辛い経験をされている方がいらっしゃるのだと、涙が出ました。

小学校2年生なんて、まだまだ本当に幼いです。そんな小さな子どもが消えてしまいたいなんて…息子も同じことを言っていたと思い出し、余計に胸が締め付けられる思いがしました。

学校ではできない鶏の孵化から飼育までされているとのこと。そうそう、時間はいっぱいあるので、学校ではできない体験ができるチャンスでもあるんですよね。

もうひとつ、感動したレビューをご紹介します。

学校からの「このままではいけません、そろそろ方向性を決めましょう」というプレッシャーの中で読みました。
やはり、母親は子供の一番の味方でいようと思いました。
価値観が変わりますね。不登校を経験すると。でも、それは決して悪いことではなく、チャンスなんだと改めて思えました。
この本を書いてくれてありがとうございます。
短い時間で読めて、でも、要所要所の大事なメッセージが分かりやすくて良かったです。

こちらこそ、ありがとうございます。

この本を書いてから、「体験談なんて読む人がいるのだろうか。ただの自己満足ではなかったのか」と葛藤する気持ちもありました。

でも、こういったレビューがあると、書いてよかったと思うことができます。本当にありがとうございます。

学校からのプレッシャーがあると、親は

  • 私の子育てが間違っていた?
  • 子どもの将来が心配
  • 学校からの要求に答えなければ…(焦)
  • 私は母親失格だ…
  • 誰もこの辛さを分かってくれない etc…

という何重もの辛さを背負うことになるんですよね。

それに、子どもが家でただダラダラしていると、自分の生活水準や基準に当てはめて「これもやらない」「あれもやってない」とヤキモキすることもあります。

脱ぎっぱなしやりっぱなしは当たり前で、そんなときは著書の中にも書きましたが、息子を幼児だと思って私が片付けていました。

歯磨きさえもしないで寝ることもザラ。

でも、それは大人になってから自分の責任でしっかりと後悔して対応すればいいこと。歯がなくなったら自分でインプラントでも何でも入れてね。私はそう言い放っていたように思います。(笑)

そのせいか、息子は自分でYou Tubeで歯を磨かないとどうなるか見たらしく、今ではせっせと毎晩20分も歯磨きしています。

 

コロナで学び方が広がり、ホームスクーリングもだいぶ市民権を得てきたように感じます。

それでも、まだまだ日本の教育制度が変わるのは当分先かな、と思いつつ、早く不登校という言葉が”死語”になるよう願っています。

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