SEO記事は、ブログやホームページで新規顧客の獲得やリターン客を増やすなら、必要不可欠です。
ですが、実際にはどう書けばアクセスを増やすことができるのか、わからないままにブログ記事を量産している人も少なくありません。
SEOに強い記事を書くには、押さえるべきポイントが何項目もあり、それぞれの企業や専門ライターが日々施策を練っています。
でも、実は本質を押さえれば、自然にSEO対策の記事になってしまうことをご存知ですか?
この記事では、SEOに強い記事を書くための押さえるべき基本を、たった5つに絞ってご紹介します。
これを読めば、どうすればSEOに強い記事を書くことができるか分かりますよ!
そもそもSEOとは?
SEOとは、検索エンジン最適化の略です。星の数ほどある記事は、Googleが巡回させているクローラというロボットによって常にチェックされています。
そのクローラが「これは良質な記事だ」と認識すれば、検索順位が上がるという仕組みです。
検索エンジンは、Googleの他にもYahooやエキサイトなど色々ありますが、ほとんどがGoogleに準じているため、Googleが基準と思って間違いありません。
では、良質な記事とは、いったいどんな記事のことを指すのでしょう?
Googleが認める良質な記事とは
良質な記事とは、「検索ユーザーの欲しい情報が手に入り、読後に満足する記事」のことです。
とてもざっくりしていますが、本当なんです。
ただし、ただ欲しい情報が手に入るだけの記事ならたくさんありますよね。
本当に良質な記事とは、検索したユーザーの欲しい情報がきちんと書かれていて、なおかつユーザーが知り得なかったことまで教えてくれるような記事のことです。
たとえば、良いレストランはただ美味しい食事を提供するだけでなく、店の雰囲気や空気にもこだわります。
そのレストランに足を運んだ人は、美味しい食事を堪能できる上に、優雅で上質な時間を味わうことができますよね。
同じようにweb記事も、「靴 磨き方」と検索したら靴の磨き方だけでなく、使いやすい道具やオススメのクリームまで書いてあるのが、良質な記事と言えるでしょう。
ユーザーの利益はメリットですが、その先の幸福につながるものは「ベネフィット」といいます。
- メリット:表面的な目的が達成される
- ベネフィット:メリットを手に入れた先にある幸福
ベネフィットとは、靴がピカピカになることによって、モテたい、きちんとした人に見られたいなどという願望です。
よって、「記事を読んだ検索ユーザーが、実際にクリームを買って靴を磨く」などの行動につながることが、記事のゴールとなります。なぜなら、行動してみたくなったのは、記事を読んで満足したからです。
良質な記事とは、メリットのみならず、ベネフィットまで言及する記事のことです。
では、具体的にはどうすればメリットやベネフィットを提供することができるでしょうか。ベネフィットまで提供できる記事は、思いつきや力技だけでは到底書けません。
次は、統計や先人達の知恵によって確立されているコツの中でも、筆者が重要だと思うものを5つお伝えします。
1. ユーザー像を定めてキーワードを選定する
キーワードとは、その記事の軸となるワード(単語)のことです。検索ユーザーが検索するキーワードがタイトルや本文中に入っていなければ、検索にヒットせず、検索上位には上りません。
まずは、読み手となるユーザーの特徴や生活、世界観などを細かく想像して「ユーザー像」をきっちりと作り、キーワードを選定しましょう。
2. タイトルは内容がわかるようにつける、32文字内で。
タイトルは、検索したユーザーが見て、そのページを読むかどうか判断する最も重要なものです。
32文字というのは、パソコンで検索した際に画面に表示される文字数です。その時々によって34文字や36文字など微妙に変動しますが、おおむね32文字と覚えておけば間違いないでしょう。
また、スマホや携帯などのモバイル機器は、タイトルが44文字あたりまで表示されるので、もう少し長いタイトルも可能になります。
重要なのは、ユーザーがタイトルを見て、その記事に書かれている内容がひと目で分かるということです。
ユーザーが読みたいと思うようなタイトルにすることはある程度大切ですが、変に煽ったりする必要はありません。
3. 構成はスラスラとストレスなく読めることを意識する
本文の構成ですが、ユーザーが何を知りたくて検索してきたのかを考慮に入れて組み立てます。
たとえば「ゴルフ スウィング」で検索する人は、何を知りたいと思いますか? おそらく、スウィングが上達できる練習方法ではないでしょうか。
ですが、記事の先頭にゴルフの歴史などが書かれていたら、読む気がなくなって1秒後には別のサイトに飛びますよね。私ならそうします。
このように、ユーザーが何を求めているのかを把握し、ユーザーが知りたいことを深掘りして、情報を出していく順番を決めて構成します。
構成の順序が良ければ、ユーザーは自分の頭で考えることなくスラスラと読み進めてくれ、満足感や充実感を得て「またこの人の記事を読みたい」と戻ってきてくれますよ。
4. 誤字脱字をなくす
当たり前といえば当たり前ですが、誤字脱字がないことは基本中の基本です。にもかかわらず、これに注意していない人は結構多いものです。
誤字脱字があると、筆者への印象も変わる場合があります。文章の内容ではなくそんなところで評価されるなんて、恐ろしいと思いませんか?
文章を読んでもらうマナーとして、誤字脱字はチェックしてなくしましょう。
5. ユーザーにとって有益な情報が詰まっているか
これが一番重要です。
ユーザーにとって本当に有益な情報が詰まっているかということは、セールス目的ではなくユーザー本位で書かれているかということです。
やたら広告リンクを貼ったり、キーワードを不自然に詰め込みすぎているページを見かけることがありますが、これはNGです。
明らかに購入ページに強引に誘導しようとしていたり、キーワード検索を意識しすぎたページは、Googleからペナルティをもらってしまうので注意しましょう。
また、サイト内を循環させるために被リンクを複数並べるのもNGです。
記事にあまり関係ない広告が貼られていないか、キーワードがうるさくないか、リンクはユーザーが関連情報も読みたいと思うタイミングの場所でのみ貼られているかなどを確認しましょう。
SEOを意識したブログの書き方のまとめ
ここまで読んでいて、賢明な読者なら薄々気づいたかもしれませんが、SEOを意識しなくとも、誠心誠意ユーザーのニーズと感情に寄り添って記事を書けば、自ずと検索上位に上がる記事が出来上がります。
これは、真実です。
が、やはりプラスある程度の書く技術は必要です。
今回ご紹介したSEOに強い記事の書き方のコツは、以下の5つ。
- ユーザー像を定めてキーワードを選定する
- タイトルは32文字以内、内容がひと目で分かるようにつける
- 読者がストレスなく読める構成にする
- 誤字脱字に気をつける
- ユーザー本位で書く
これらを意識して書くと、自然とユーザーのベネフィットに寄り添う内容の記事に仕上がります。
ですが、自分の書いた記事を客観的に見るのはプロでも難しいものです。
もし試してみて「そう書いたつもりだけど、合っているかどうか不安」という人がいたら、お気軽にご相談くださいね。